デーリィたぬき通信

たぬきがウシと奮闘するブログ

ニテンジュッパーと7ページの卒論

こんばんは。
今日はイレギュラーがありつつも順調に仕事ができた。
やることがどんどん増えてるけど大丈夫なのかな…
ひとつひとつやっつけていくいしかないね。
木金で出張なのが痛いな〜😣おいしいご飯が食べられそうなのでよいけど!

タイトルは「自分の当たり前を当たり前だと思わないようにしよう」という話。
この連休、彼氏と札幌で服を買おうと見ていたら速攻で店員さんが話しかけてきた。
あ〜すぐ話しかけてくるタイプの人ね、と話を聞いていたんだけど、
「これブラックが人気ですぐ売り切れちゃったんですよ。おととい再入荷したんですけどっ!お兄さんはどちらの色が好みですか??」と尋ねてきて、彼氏が「ネイビーかな」と答えると「あ〜っ!wそっちでしたか〜〜っwww」と謎に鼻で笑われてしまった。
この時点でおや?という感じで、さらに「今日はニテンジュッパーもやってるんで!」と言ってのけたので、私たちは完全に買う気をなくしてしまった。
ニテンジュッパーが、「2点購入でさらに10%オフ」という意味だとはわかる。しかし、それを客である私たちにそのまま伝えるのはあまりにも横暴ではないだろうか。
しかもその前に自分の選択をかる〜く笑われているわけで、そんな対応をされて買おうと思うわけがない。
結局その服自体は気に入っていたので、翌日もう一度そのお店へ行って購入した。そのとき対応してくれた店員さんはいたって普通で、最初からこんな感じだったら気持ちよく買えたのにな、と思った。

もうひとつの卒論については、先日出会った社会人の友人と話していたときのこと。
私の職場では年末にその年行った試験の総まとめを行わなければならず、試験ひとつひとつについてレポートを書く必要があった。
それはだいたい7〜10ページ程度のもので、骨の折れる作業ではあるけど試験結果の報告・考察としてはシンプルなものだ(それゆえに本質を見極めなければいけなくて難しいところもあるけど)。
「で、そのレポートってだいたい何ページくらいなんですか?」と聞かれた私は「7ページとかそこらかなあ」と答えた。
するとその人は「えっ!ちょっとした卒論じゃないですか」と返したのだ。
これにはびっくりしてしまった。卒論の初稿で7ページのものを提出したら読まれもせずに突っ返されるだろう。
一緒に話を聞いていた別の友人も「7ページで卒論はないだろ〜w」とつっこんだのだが、本人は真面目に「いや卒論レベルですよ」と言っていたので、その人のなかではそうなんだろう。
申し訳ないが、ほほう……となってしまった。

「ニテンジュッパー」と「7ページの卒論」。どちらも本人はなんの疑問ももたず発言しているのだけど、受けてである私はガクッとなってしまった。
これは怖い話である。なぜなら自分も同じことをしている可能性が大いにあり、しかもそのことに自分で気付けていないからだ。
事実、私は服屋で愛想よく対応してくれた2日目の店員さんに職場の立地を聞かれて「(地名)ですよ〜田舎〜〜〜やだ〜〜〜」と言ってしまったのだが、これがまさしくそのパターンである。
私の中では「(地名)=田舎=やだ〜」だが、そうではない人だっている。その場で気づいて「やだ〜ってことはないですよね」と訂正したが、その店員さんいわくそのお店の前任の店長はその町出身らしい。
これもヒヤリハットのひとつで、気づかないうちにもっとたくさん似たような発言をしているのだろう、と思うと憂鬱な気持ちになるけど、いちど口から出たものは撤回できない。

自分のものさしは自分だけのもの、頭の隅にいつも置いておくようにしたい。
今日はホッとアイマスクをしてから寝よう!おやすみなさい。